車が急に動かなくなっても、慌てず冷静に対処できるように今回は「車が動かなくなった時の対処法」について、紹介します。
連休中の旅行先で、レンタカーを借りて久しぶりに車を運転するなんて方もいるのではないでしょうか?
そんな楽しい場面で、うっかりガソリン切れを起こし道路で車が止まった……なんて、間違っても経験したくはないですよね。
万が一に備えて、車が動かなくなった時に役立つライフハック術を知っておきましょう。
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車が動かなくなる主な原因と対処法
車が動かなくなることは、ドライバーにとって非常に困った状況です。
しかし、そのような時でも冷静に対処することが重要です。
車が動かなくなるいくつかの一般的なパターンと、それぞれの対処法を簡単に紹介します。
問題 | 原因 | 対処法 |
---|---|---|
バッテリー切れ | 長期間の使用による劣化、ライトやオーディオの長時間使用など | ジャンピングスタートやバッテリーの交換 |
ガソリン切れ(ガス欠) | 燃料計の見落としや長距離運転 | ガソリンスタンドへの移動や燃料の補給 |
ハンドルロック | 鍵を抜いた状態でハンドルを動かすと発生 | 鍵を差し込み、正しい位置に戻す |
キーが回らない | ステアリングロックやキーの故障 | ハンドルを軽く揺らしながらキーを回す |
電子キーが反応しない | 電子キーの電池切れや故障 | 電池の交換やディーラーでの診断 |
エンジンがかかりにくい | エンジンの故障や燃料系統の問題 | 専門家による診断と修理 |
ギアの問題 | ギアのすり減りや破損 | ギアボックスの修理や交換 |
まず、エンジンがかからない場合はバッテリーの電力が不足している可能性があります。
バッテリーをチェックし、必要であればジャンプスタートを試みましょう。
また、燃料が不足している場合はガソリンスタンドまで押していくか、燃料を携行して補給する必要があります。
次に、タイヤがパンクしている場合は、スペアタイヤに交換するか、修理キットを使用して応急処置を行います。
しかし、これらの方法が使えない場合は、ロードサービスを呼ぶのが最善の選択です。
また、車が動かない原因が明らかでない場合は、無理に動かそうとせず、専門のメカニックに診てもらうことをおすすめします。
最近の車はシステムが組み込まれているため、複雑な機械になっています。
専門的な知識と技術が必要な場合が多いのです。
走行中に車に異変を感じた場合の対処法
ガス欠などで完全に止まる前に異変に気づけた場合は、慌てずに路肩へ寄せましょう。
安全な場所が無い場合や、移動する前に車が止まってしまう場合は後続車へ緊急事態であることを知らせるためにハザードランプを点灯させましょう。
以下は、そのような状況に直面した際に取るべき基本的なステップです。
▼車が道路で停止した場合の対処法
- ハザードランプを点灯
他のドライバーに対して自車が停止する・してしまうことを明示します。 - 車外に出る際の安全確保
車から出る前に、交通状況を確認し、安全であることを確かめます。 - 救援の要請
JAFや警察、保険会社のロードサービスに連絡し必要であれば救援を要請します。
これらのステップは、一般道路と高速道路の両方で適用されますが、高速道路では特に迅速な行動が求められます。
高速道路での停止は非常に危険であり、速やかに安全な場所に移動し救援を待つことが重要です。
高速道路でのやむを得ない際の停車は、路肩であったとしても停止表示器材(三角表示板等)の設置義務があります。
一般道路での使用は義務ではありませんが、発煙筒は車載義務があります。
※発煙筒は5分程度しか燃焼しません
まとめ
車が急に動かなくなった時は、パニックになりやすいですが冷静さを保つことが大切です。
そして、適切な対処を行なうことが自分にとっても周りのドライバーにとっても重要です。
まずは、移動できるうちに路肩に幅寄せを行ない、保険会社やロードサービスといった専門家に連絡を取りましょう。
安全な場所が無く、道路上で停車してしまう場合は、後続車の追突を防ぐために早めにハザードランプを点灯させましょう。
パニックにならず、周囲の安全を確保しながら適切な対処を心がけましょう。
車が止まった時の対処法や原因を事前に知っておけば、出先での急なトラブルにも慌てず対処することができます。
楽しいカーライフを過ごしましょう。
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